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港湾・空港・鉄道分野を知る

港湾・空港・鉄道分野について

港湾について

港湾の役割

四方を海に囲まれ、臨海部に人口・資産等が集積する日本は、貿易量の99.6%が港湾を、出入国者の98.0%が空港を通じて出入りする島国です。港湾は、海上輸送と陸上輸送の結節点として物流や人流を支える交通基盤であるとともに、国民生活の質の向上や産業活動の発展、国際観光の振興に大きな役割を果たしています。

港湾が目指すもの

我が国港湾の国際競争力の向上やカーボンニュートラルへの対応など、国内外の激変する状況に併せ、港湾政策を展開する必要があります。国土交通省においては、2018年に、2030年頃の将来を見据え、グローバルバリューチェーンを支える海上輸送網の構築や水素等の新たな資源エネルギーの受入・供給等の拠点形成等の8本柱からなる、「港湾の中長期政策『PORT2030』」を策定し、各種取組を推進しているところです。引き続き、本政策に沿った取組を進め、港湾の国際競争力の向上を図り、我が国の経済・産業を支え、豊かで潤いのある国民生活の実現を図ります。

主な取り組み

  • 港湾関係者間のやり取りを電子化し全体の生産性向上を図る「サイバーポート」
  • 良好な労働環境と世界最高水準の生産性を確保する「ヒトを支援するAIターミナル」
  • カーボンニュートラルポート(CNP)の形成
  • 洋上風力発電の導入促進
  • クルーズの再興と世界に誇るクルーズの拠点形成

空港について

空港の役割

空港は、ネットワークの基盤、地域における拠点、サービスの拠点、安全・安心の拠点といった機能を有しており、これらすべての機能を総括して、経済社会活動の基盤、世界に向けた玄関・窓口、物資の輸出入の拠点、観光を含む交流の基盤、地域活力向上の基盤等の公共インフラとしての役割を果たしています。

空港が目指すもの

我が国の空港は、社会経済の発展や高速交通需要の増大に伴い順次整備が進められてきた結果、現在全国で合計 97 を数えるに至っており、事業実施中の空港を加えると、空港整備は、配置的側面から見れば概成したものと考えられます。一方で、航空利用者の大幅な増加に伴い航空に対する需要の質は多様化・高度化しており、さらに、観光立国推進施策の推進に伴い観光交流は一層増加する見込みであるため、これらに的確に応える必要があるとともに、アジア各国の急速な経済成長に対応して、我が国もアジア各国との間で増大する航空需要に見合う供給力を確保し、アジアの玄関口として世界との間の交流に対する貢献を積極的に果たす必要があります。

主な取り組み

  • 首都圏空港・その他空港の機能強化
  • 防災・減災対策の推進
  • 空港の利便性向上等による地域の活性化
  • 空港の脱炭素化
  • 空飛ぶクルマの社会実装に向けた環境整備
  • 空港地上支援業務等への先端技術の導入促進

鉄道について

鉄道の役割

鉄道は、安全性・定時性・高速性に優れ、大量輸送が可能な輸送モードとして、物流・人流において重要な役割を果たしています。また、省エネで環境に優しく、駅や車両のバリアフリー整備も充実し、誰にでも優しい輸送モードとして社会的要請にも貢献しています。

鉄道が目指すもの

事故の防止、防災・減災、老朽化対策、災害復旧、セキュリティ対策等の「安全・安心な鉄道輸送の確保」、「ローカル鉄道への対応」、整備新幹線、リニア中央新幹線、都市鉄道の整備、貨物鉄道ネットワークの充実といった「鉄道ネットワークの整備」、バリアフリー化の推進、GX・DXの推進、観光施策の推進、鉄道システムの海外展開といった「社会環境の変化に応じた鉄道政策の推進」に取り組んでいます。

主な取り組み

  • 安全・安心な鉄道輸送の確保
  • 整備新幹線・リニア中央新幹線・都市鉄道の整備
  • バリアフリー化の推進
  • GX・DXの推進
  • 我が国の質の高い鉄道システムの海外展開
  1. /港湾・空港・鉄道分野について

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